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これだけははずせない 家庭学習のツボ

家庭の躾・生活習慣

1.躾

どんなにきめ細かくみていただけると評判の個人のお教室に通おうと、一朝一夕に身につかないのが躾の領域です。
いわゆる普通のことばかりですが、再確認してください。
子は親を映す鏡。ママ自身の育ちが問われます

●挨拶
朝起きたら「おはようございます」、夜寝るときは「おやすみなさい」その他「いってまいります」「ただいま戻りました」「いただきます」「こんにちは」「さようなら」…。挨拶とは、相手がいるものです。相手の目を見てにっこり微笑みながらすることを習慣にしておきましょう。
子供がもの心ついたときには、あたりまえにママの真似を始めます

●感謝
何かしてもらったら「ありがとうございます」という。これは基本ですね。
子供が何かしてくれたら、家族として当然と思っても「ありがとう」といっておきましょう。
何かしていただいた→ありがとう、はいつもセットにしておきましょう
先々で、言うべき言わなくていい、の判断が、子供の意味不明な理屈でなされるリスクを防ぐために。

●おじぎ
子育てをしていると、会釈以外のお辞儀は、なかなかする機会がないというママも多いのではないでしょうか。
全身が写る鏡の前に立ち、まずはママが自分のお辞儀をチェックしてください。自分ではなかなかみにくいですから、ビデオに撮ってもいいでしょう。
会釈は15度、いわゆる普通の礼は30度、最敬礼は45度が目安でしたね。面接の入室時、退室時では、いうまでもなく最敬礼です。
久しぶりに確認してみると、微妙にあらが目に付いたりするものです。背筋が伸びて首が落ちていないにも関わらずイマイチだとしたら、あとは速さを調整してみてください。すべてゆっくりめに動作したほうが優雅にみえます。最も深く身体がおれたところで、一呼吸おいてからゆっくりと上体を起こしましょう。顔の表情も明るくにこやかなほうが好印象ですね。
普段からママがきちんとしたお辞儀をしているご家庭の子供は、同じように美しいお辞儀ができるようになるものです。

●言葉遣い
男子は乱暴でない言葉遣いができれば構いませんが、女子はそうではありません。ふとした瞬間に地が出てしまっても困らないように、普段からママ自身がきちんとした言葉遣いをしておきましょう。

女子の場合、現在ベテランの先生(女性)方が教育を受けた頃のNGワードでありながら、現代ではほぼあたりまえとなっている言葉の代表格は「だよ・(あの)さぁ・じゃん」です。ママ世代でもも幼い頃にこれらの言葉を遣うと親に怒られた、という人が少なくないはずです。「さぁ」と「じゃん」は、もともと正しい方言だから問題ない、と考えるのならそれはそれで否定はしませんが、都内の私学で学ばれた一部の先生にとっては、非常に耳障りだと考えておいた方が無難でしょう。

●お箸の持ち方
お箸の持ち方は鉛筆の持ち方にも通じます。お弁当の考査がなくても、箸つかみは定番、といった学校も少なくありません。年少くらいからお箸を使い始めると思いますが、正しい持ち方を身につけさせておきましょう。普通の箸を持たせるよりも、最初から矯正箸を持たせたほうが無駄なく正しいお箸の持ち方を身につけられることが多いようです。

●鉛筆の持ち方
一度間違った持ち方になってしまうと、修正するのは大変です。持ち方をサポートするグッズは豊富に販売されています。これらの道具を購入して使わせるといいでしょう。
年少になった頃から○×△を書いたり迷路の練習を始めると思いますが、目を離さずに逐一チェックすることをおすすめします。正しい持ち方ができていても、慣れるのと同時に自己流になってしまう場合も少なくありませんから。

●食事のマナー
迷い箸、ねぶり箸、寄せ箸、刺し箸、口を開けて噛む、ぴちゃぴちゃ音をさせるなど食事中のマナーは厳しく躾けましょう。ある程度大きくなってから突然始めると苦労します。言葉を理解できるようになった頃から、叱るのではなく、都度にこやかに教えるのがコツです。
個包装のおせんべいなどは、一口大に割ってから口に運ぶようにしましょう。落としたものはもう食べません。拾ってお皿やお弁当箱の蓋の端などによけておきます。お受験をする家庭に3秒ルールはありえません
また当然ですが、食事中はテレビを消すことを習慣にしてください。マナーを身につけさせるどころではなくなります。
また食事がらみの絵を描かされる場合があります。面倒でも箸置きは必ず使いましょう。おわんは右、お茶碗は左など、配膳も正しくしておきましょう。

●立居振舞
まずは姿勢です。背筋を伸ばして立てる、座っていられるようにしていきましょう。歩くときはドタバタせず、男子なら堂々と、女子なら毅然と、がキーワードです。
ものを受け取るときは両手で、渡すときも両手で、を習慣に。間違っても投げてはいけません。ゴミ箱にゴミを投げ入れる習慣があるパパには、話をして止めてもらいましょう。
机の上は、常に整理整頓しておきましょう。幼児教室でも工作時に、ゴミの隙間で作業をしている子供がたまにいますが、やはり好印象とは言い難いですから。
また話しかけられたら、まずは必ずその人の顔を見る。面倒だからとママが違う方を見て子供の問いに応えていると、子供も顔を見ず、返事をするようになってしまいます。
女子の場合、スカートのときは中に必ずオーバーパンツ(紺パン)をはかせましょう。もちろん真夏でも。もちろん、だからといって膝をつけなくていいという話ではありません。

●靴をそろえる
行動観察の自由遊びのおままごとコーナーで、じゅうたんが敷いてある場合があります。当然、靴を脱ぐことになります。靴を脱いだら、反対側を向けて揃えることは普段から習慣にしておきましょう。

2.生活習慣

朝食はきちんと食べる、決まった時間に就寝するなど、あたりまえの生活習慣は十分ご存知でしょうからここではふれません。お受験準備につながるいくつかのことについてお話しましょう。

●お仕事をつくる(お手伝い)
植木の水遣りでも配膳でもなんでも構いません。家族の一員として、子供が責任をもってできるお仕事を決めてやらせましょう。どうしてそのお仕事なのか、誰が決めたのかも明確にしておきましょう。面接で聞かれることがあります。

●移動時間を有効に使う
お稽古をしていると、車や電車での移動時間が多くなります。その間を有効に使いましょう。
の中では、リトミックなどで頻出する、常識的な童謡を流して「知っている歌」を増やしておきましょう。またしりとりは運転していても、問題なく付き合えますね。新年長以降では、季節の行事仲間集めの復習も楽しくできるでしょう。
電車の中ではしりとりや、同じ音からから始まる言葉を何個言えるかゲーム(「あ」から始まる単語とか)、フラッシュカードでの数かぞえが定番です。
フラッシュカードはメモ帳にドットのシールを貼るだけですので、簡単に作れます。パッと見て12個までは数えられるようにしておきましょう。最初は単色で整列させたものを、慣れてきたらランダムに貼ったものを、さらには2色3色と混合させたものもやらせるようにしましょう。



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