難関・名門小学校をめざす
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後悔しないお稽古選びの鉄則

受験体操・指示行動

体操のお稽古関連のお受験用語としては、体操教室・受験体操・指示行動の3つがあります。
体操教室とは、基本的にはお受験に関係なく、子供の体力と運動スキルを育むお稽古のことです。
受験体操とは、幼児教室の講座名となっており、考査の過去問から必要と思われる運動要素をピックアップし、訓練するお稽古です。
そして指示行動も幼児教室の講座名となっており、運動能力というよりも、先生の指示を聞けるかどうかの確認を、運動やリトミックを通じて考査する学校に照準をあてた対策が行われます。

つまり志望校により、通うべきお稽古は違ってきます

ところで、なぜ運動の考査が行われるのでしょうか。
幼児期において、子供の脳と運動能力は密接な関係があることがわかっています。学校生活が支障なく過ごせるかどうか、月齢に応じて適切に発達しているかどうかをみるのが、体操の考査を行う多くの学校にとっての目的でしょう。  

そんななか、子供の得意な分野を発見したい。それはもしかしたら運動かも。やらせてみよう!、という意図が感じられる試験内容の学校もあります。慶應幼稚舎・成蹊では、運動能力をはかれる内容がおりこまれています。


そもそも指示行動とは、先生にいわれたことを、きちんと実践することです。右手を挙げる、線の手前でボールを投げる、この場所でジャンプをする、また止めてといわれたら鉛筆を置く、背の順番に並ぶ、など、あたりまえのことができない子が学校に入ってきてしまうと、手がかかってしかたがありません。そんな子ばかりになってしまったら、スムースな授業が成り立りたたなくなってしまいます。考査では、あらゆる場面で指示が出されます。指示が守れない子供は減点主義で採点されると考えて、ほぼ間違いありません。

指示行動ができるかどうかを簡単な体操やリトミックなどを通じてみるのが学校対策なら指示行動。運動能力もそれなりにみれるなら受験体操の講座を、志望校に合わせて年長ではとる必要があるというわけです。


前置きが長くなりましたが、慶應幼稚舎・成蹊を目指すのであれば、年少下を目安に体操教室に入れましょう。身体の使い方を楽しみながら学ぶことができます。これは幼児教室の講座である必要はありません。岸体育館の体操教室や、近所のスポーツクラブの講座でも十分です。
新年長では慶應幼稚舎または成蹊の試験を意識した、指示行動が含まれる受験体操をとりましょう。幼児教室以外にも、幼児教室での受験体操指導経験がある小規模の教室があります。体操の講座は、個人はもちろん大手であっても、先生と集まる子供によって、著しくクラスの雰囲気が違ってくるので、見学や体験を複数したうえで選ぶようにしましょう。

その他の学校を目指す場合は、普通の運動神経があり、公園などできちんと遊ばせている家ならば、新年長になるまで受験体操系のお稽古は必要ありません。新年長になったら志望校の試験を意識したカリキュラムの受験体操や指示行動、リトミックなどの講座をとりましょう。
男子の場合、むしろサッカーやフットサルなど集団系のスポーツチームに入れておくと、体力作りに加えて行動観察対策になると同時に願書に書くネタにもなるかもしれないなど、一石三鳥です。


但し、あまりに動きがきこちない場合や、公園に連れて行くのは苦手でしかも幼稚園は一斉保育…、という場合は、早くから体操教室に入れることの検討をおすすめします、そのほうが後々困らないかもしれません。

女子の場合はバレエのお稽古を始めましょう。指示行動やリトミックを楽しむとともに、美しい姿勢と所作をを身に着けましょう。


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