難関・名門小学校をめざす
幼児教室、家庭のしつけ、出願から持ち物まで、東京23区内難関・人気小学校受験準備に必要なアレコレをわかりやすく徹底網羅。お受験準備デビューママなら必読です!
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お受験準備マニュアル 

番外編 お受験のための幼稚園選び

幼稚園には大きく3タイプがあります。


ひとつめはお受験幼稚園です。

ほぼ100%の園児が私学を受験をするため、
お稽古に通いやすい環境です。
お受験することを隠す必要がなく、
園ママ同士で比較的フランクに情報交換が行われます。
似た環境の家庭が集う傾向にあるので、
家庭によっては、家族ぐるみの一生のお付き合いが続きます。
デメリットは万が一、希望の小学校にご縁をいただけなかった場合です。
皆が舞い上がっている中の通園に耐えられず、
親が引きこもってしまうケースがままみられます。

若葉会幼稚園、枝光会(伊皿子・駒場・中目黒・みこころ)幼稚園、
上野毛幼稚園が有名です。
その他、未認可ではドルトンスクール、エーデルワイスなどもお受験率が高いようです。
(松涛幼稚園は閉園が決まっています)


ふたつめは半お受験幼稚園です。

お稽古通いに伴う早退に協力的で、受験の意向を伝えておくと、
年長では受験希望者ばかりで編成されたクラスでそれなりの
保育をしていただける園もあります。

言葉遣い、お行儀などが気になる女児にはありがたいシステムです。
国立も含めれば、園児の半分から三分の一程度が受験をするようです。
完全にクラス編成が別になる場合は、受験を隠す必要もなく、
11月の長期欠席もとやかくいわれずにすみます。
上記の有名お受験園ほど
入園希望者が多いわけではないこともあり、
延長保育が充実していたり、
園バスがあるところもあり兄弟組にも預け勝手がいいようです。
お受験人口が多い渋谷区、港区、
文京区、目黒区、世田谷区などに点在しています。


3つめは普通の幼稚園です。

受験させる家庭が少ないため、噂の種にならないよう、
気を遣いながら過ごすことになります。
こういう園に通わせる家庭は、近くを避け、わざわざ電車を乗り継いで、
知り合いにあわないであろう、
遠くの幼児教室に通わせる場合が多いようです。
こういった園は、早くからお受験を決めている女子の場合は、避ける傾向にあります。
言葉遣いやお行儀の指導はまずなく、
園でともに過ごすお友達の家庭の指導も期待できないので、
悪影響が心配ですから。
男子ならとくに問題はありませんが、
自由保育に慣れてしまった男子のなかには、
新年長からの幼児教室通いに適応できない子供もいるので、
2時間程度は続けて座る練習を、年中のうちに始めておきましょう。
年中なら許されても、新年長となると微妙です。
教室によっては、入室をお断りされてしまいます。


どのタイプの幼稚園に通わせたいのかというのも大切ですが、
志望校(小学校)が決まっている場合に考慮したいことがあります。

幼稚舎、学習院は同じ幼稚園から大量に
合格者が出ることが知られていますが、
その他の小学校では、「同じ幼稚園に偏らないように配慮しています」
と公言している場合もあったりします。成蹊にいたっては、
多くても同じ幼稚園からは2人、とある年の説明会でお話があったくらいです。
つまり志望校によっては、園児が100%受験する園に入ることは、
ご縁をいただく可能性を狭める理由になるかもしれないのです。

志望校が決まっている場合、
在校生の知り合いに出身幼稚園に関して伺ってみましょう。
そういえば3人以上の園は聞かないわ、
という話があったら要注意です。
ライバルは同じ幼稚園の人、ということになるかもしれません……。